寒の入りになります
寒さが厳しくなるころでもあり
風邪を引く人も増える頃
お正月で
生活のリズムが変化することから
身体の免疫が弱まっている頃に
キツイ 寒さ
体調を崩し易いものです
そこで
まさに 「 七草粥 」
胃腸を整え
いつものリズムに戻しましょう
古人が考えた知恵でもあります
食べ過ぎは身体が
疲労するものです
「 気血津液 」
およそ10年前でも 「 気 」 目に見えないもので怪しい
と言われていましたが
現在では NHKでも「 気 」
当たり前のように 「 気 」 「 気血津液 」という言葉を常用しています
今では 狭義では 「 気 」 とは 目には見えないが 身体の運動エネルギー
というのが 主流であります
一般ではない この言葉 は 健康のための 「調気」という意味で
治療の根幹になっており
鍼灸 漢方薬 をもってしか
「調気」 はできません
その調気には
弁証(東洋医学の問診)
が大事になります
今年のインフルエンザは
医師に伺うと9割以上は「A型」とのこと
「A型」の特徴は発熱ですが
初期は「だるさ」「しんどさ」が
目立つそうです
私見ですが
寒さに対応できないことから
罹患することを多く感じます
全ての風邪に共通することですが
全身がしっかり温まり
発汗がスッキリでると
治るものです
身体を冷やさないことが予防です
日本では施術という言葉が法律上
正しいのですが
西洋医学が医学であれば東洋医学も医学であります
確かに 術 を施すのがライセンスのもつ意味ではありますが
西洋医学の大切さを弁えつつ
東洋医学の理論を駆使しながら
それは術だけでなく
望診 聞診 問診 切診 (診察)
が必要なのです
とりわけ 切診による体表観察
温かい手による
手当的アプローチが必要で
病める「心」をもつ人々への
「温かい」感触といたわりが
治療になっていることに
注目されるべきです
この思いを胸に
多くの方へ
健康な毎日を過ごせれるように
日々努めて参りますので
本年も宜しくお願い致します