「遠」とは長期間のこと
「痹」とは痹証のこと
長期間に渡りなかなか治らない痹証のこと
指の片側の爪床溝に発生する急性の化膿性疾患
補気のこと
王冰が内経の条文を解釈した治療法
すなわち
陽虚による寒証に対して辛熱剤を用い散寒しても寒を消退できないときに補陽法を用いる治療法をいう
葉天士が確立した弁証法
主に外感温熱病に応用される弁証方法である
衛陽ともいい 体表を保護し外邪の侵入を防衛する 気 のこと
衛気は人体の陽気の一種である
水穀の精微から化生したもの
活動性が高く 動きが速いという性質があるため その運行は滑らかでかつ迅速である
経脈の拘束を受けることなく経脈の外側をめぐり全身のすみずみまでいきわたる
また衛気には肌肉を温養して皮膚を潤沢にする 腠理を滋養して汗孔を開閉する機能がある
咽のこと
喉頭蓋のこと
舌質の形状と潤沢の程度を形容したもの
「栄」は赤く潤って光沢があり動きも滑らかで充実している
「枯」は栄の相対的な意味
「老」はきめが粗く形は堅く縮まり色は灰色皴がより張りがない
「嫩」はきめが細かく柔らかく潤いがあって滑らか弱弱しい感じ(小児の舌のよう)
骨名 兌骨ともいう
手関節背側付近で尺骨が隆起した部分
解剖学上では尺骨茎状突起
前頚部にびまん性の腫脹や硬結が発生する疾患の総称である
現代病でいえば甲状腺腫瘍に類似している
角膜に混濁が生じて視力に障害が現れる症状
温熱の邪が心営に内陥し 営陰が損傷して心神が擾乱して出現する病証
症状として
夜間憎悪する身熱 口が微かに渇く 心煩 不眠 はなはだしい意識障害 睡眠中の譫言 皮膚の少しく斑点
舌質紅絳 脈細数有力など
血液中の精微部分のこと
栄気 営陰ともいい
血液とともに脈管の中をめぐる 気 である