内因

古代において確定された病因の1つ。七情(喜・怒・憂・思・悲・恐・驚)が過度となって発病因子となったものを指す。

内寒

陽気が虚弱となり、臓腑の機能が衰退して起こる水液の運化障害・濁陰貯留の病証を指す。

内眥

目内眥・大眥ともいう。内眼角であり、上下眼瞼が鼻側で連結する部位を指す。

内湿

脾胃陽虚のために水湿の運化が悪くなり、水湿が内停することにより生じる病証を指す。食欲不振・下痢・腹満・尿量の減少・顔面黄色・下肢の浮腫・舌質淡・舌苔潤・脈濡緩などが出現する。

内風

疾病の変化の過程で現れる風証、およびそれを誘起した病因そのものを指す。